孤独な負け組の独り言

負け組独身孤男。暇つぶしもかねてつらつらと。

自分の略歴(前編)~社会不安と表情恐怖。

昔から内向的で、子供の頃から、自分から友達を誘って遊ぶということがほとんどなかった。

ただ、誘われて遊ぶことはよくあった。

勿論、友達について行くだけで、TVゲームとかも、殆ど友達のプレイを見ているだけだったが、それでも楽しかった。むしろ、自分がプレイするより気楽で良かったと思う。

 

こんな性格だから、好きな女の子と話すのは恥ずかしく、積極的に話しかけられなかった。でも中学、高校ぐらいまでは、それ以外は割と普通に過ごせていたと、今になって思う。高校は男子校だったので、殆ど出会いもなく、それはそれで気楽な学生生活だったが、今思えば、共学の華やかさに憧れを抱くことはある。

 

大学時代も至って普通に過ごしていたが、就職したくないという理由で大学院に行ってから、殆どが少人数のゼミ形式の授業で、発表のための資料作りや、他人の発表のための予習などで、それなりに多忙な学生生活だった。そして学部時代と違って、周りの先輩達は学問に対するモチベーションが凄かったので、無意識にプレッシャーを感じていたのだろうか。授業に出るたびに吐き気に襲われてトイレに駆け込むが、胃液しか出ないといったことが何度もあった。

 

そんなことがあったりで博士課程は諦め、就職することにしたが、もともと就職に対する意欲がなかったので、とりあえずバイトで楽しかったのもあり、某大手総合スーパーに就職した。

ホテルに何泊かする研修で、既に社会人生活に対する言いようのない息苦しさを感じたが、店舗に配属されてからは、なんとか慣れてきた。

ただ、今まで学問の「高尚な」世界にいたのもあり、仕事自体はくだらないと言う思いを断ち切ることができなかった。

 

そして半年ぐらい経ったとき、パートのおばさんとロッカーで話しているとき、突如顔がこわばり、泣きそう、もしくは睨むような表情になるのを感じた。自分ではどうすることもできない症状に、会話に集中できなかったが、なんとかその場はごまかした。

 

それ以来、2回転職をして現在に至るまで、人と顔を突合わせて会話する際に、その症状が出ることがあり、そのたびに会話に集中できず、逃げるように切り上げてごまかしているが、相手も違和感を感じているのだろう。表情が極端に硬くなり、怒っているようになるので、相手もかなり不快な気分になっているのを感じたりもした。そのたびに、後で死にたくなるような気持ちにさせられた。

 

そういうことがあってから、人と関わることに不安を感じている。もともと社交的でなかったが、最近はますます孤独に甘んじている。元々孤独が好きだったのだろうが、表情恐怖によってそれがもっと深刻な問題になった、というのが正しそうだ。

というわけで、今は開き直って孤独な状態でもまあまあ幸せだし、特にあまりコミュニケーションを必要としない負け組工場作業員であることは、世間体さえ気にしなければ悪くない、と思う次第である。

インデックス投資の分散効果(なぜ今投資なのか?其の四)

よく、「卵を一つのかごに盛るな」といった言葉で、分散投資の必要性が説かれてきました。これは、一つのかごに全ての卵を入れて運ぶと、かごを落としたときに卵が全部割れてしまう危険がありますが、複数のかごに分けて運べば、そのうちの一つを落としても損害は少なくなる、という例えにより、株式を複数の銘柄に分散させ、リスクを抑える事の重要性を説いています。

 

違う値動きをする株を複数持つと、同じリターンでもリスクが減らせる、ということが分かっています。

たとえば、雨が降ると売上と利益が降らないときの2倍になる会社(雨具メーカーなど)A社と、反対に雨が降らないと売上と利益が降るときの2倍になる会社(ゴルフ場や遊園地を運営する会社など)B社があるとします。どちらか一方の株を保有していた場合、その年の降雨日数によって利益は平均を上回ったり下回ったりします。しかし、両社の株を保有していると、天気がどうなっても、一方のマイナスをもう一方がカバーして、常に平均の利益を上げることができます。このとき、期待リターンは変わっていません。リスクだけが抑えられたことになります。

 

このように、動きの違う銘柄を複数持つだけで、リターンはそのままでリスクだけを低減させる事ができます。これが分散投資を行う理由です。

 

インデックスファンドは、個人の資金では十分に分散できなかった株式を、簡単に米国、全世界といった好みの地域全体に分散投資できるようになっています。それにより、株が投機と思われていた時代は過ぎ去り、いまや老後資金形成に不可欠な投資として注目されているのです。

インデックス投資について(なぜ今投資なのか?其の三)

前回は、インデックス投資株式投資の最適解である理由を説明します。

ただし、自分は投資の天才であり、個別銘柄の売買で巨万の富を築ける自信がある、

といった方にとっては、リターンも平均的なこの投資方法は退屈に見えることでしょうし、実際ごく一部の人は市場に勝ち続ける事ができています。

インデックス投資とは、いわば市場平均のリターンをとるというやり方です。

市場平均と聞くと、無難でつまらない、もっと多く稼げる方法はないの?と思うかもしれませんが、よほどの天才で無い限り、常に市場平均を超えて稼ぐのは不可能です。

なぜかというと、株式市場は株価に関するあらゆる情報が公開され、常に売買が行われていることで、おおよそ歪みのない、公正な価格で取引されていると見るべきだからです。これを効率的市場仮説といいます。これに従えば、いつ株を買っても、常にそのときの情報を反映した適正な価格で買うことができる、ということになります。

株式市場で売買しているのは、個人投資家だけではありません。むしろ、その道のプロである機関投資家の売買金額のほうがよほど大きいのです。そういった並み居るプロ達を出し抜いて、もうけを出すのは容易なことではありません。

 

そして、そうしたプロ達も含め、あらゆる市場参加者のポートフォリオの平均が、インデックスになるのです。

だから、市場平均であるインデックスファンドに投資するというのは、その効率的な株式市場の縮小コピーそのものを保有することに他なりません。

 

ここで、疑問にもたれた方もいるかもしれませんが、市場が常に適正な価格で売買されているならば、個別銘柄を保有するのもインデックスを保有するのも一緒ではないか、と思った方もいるかもしれません。なので、次回は分散投資のメリットについて語りたいと思います。

 

では。

 

 

 

インデックス投資について(なぜ今投資なのか?其の二)

前回のブログでは、老後資金に備えた投資の必要性などについて話しました。

今回は、長期保有に最適な、株式の「インデックスファンド」について解説していきたいと思います。

 

「インデックスファンド」とは、株式市場における様々な指標に連動するように作られた投資信託(複数の株式などをまとめてパッケージ化した商品)で、株の指標であれば、日本の日経平均TOPIXアメリカならニューヨークダウ平均株価やS&P500といった指標が有名です。

また、全世界の株に投資したい場合は、「MSCIオールカントリーワールドインデックス」などがあります。

 

これらインデックスファンドのメリットとしては、

  1. 少額から投資ができる
  2. 自動で積立や配当再投資ができる
  3. 手数料がアクティブファンド(インデックスファンドでない投資信託)に比べ、全体的に安い

といった面があげられます。

 

長期投資においては、できるだけリスクを抑えながらリターンを高めるのが良いとされているのですが、このインデックスファンドは、株の初心者でも安心して保有できるだけでなく、ある意味最も効率的なポートフォリオである、という学説があるので、個別銘柄で自分の腕試しをしたいと言った方以外は最適解であると思います。

次回は、なぜインデックスファンドが最も効率的なのか、について書きたいと思います。

 

では

 

なぜ今投資なのか?

老後2000万円問題など、資産形成をめぐる政府の啓蒙活動は昨今活発になってきました。

この背景には、年金だけでは老後の生活資金が不足する恐れがあり、

自分自身である程度の資産を築き上げなければならなくなっているからです。

 

しかし、銀行に預けていては殆ど利子はもらえませんから、全額自分で稼いだお金を貯めなければ成りません。

その点、株式投資は利回りが大きいため、ずっと楽にお金を増やすことができるためです。

たとえば、世界の株式は、過去30年間でだいたい年平均6%の利回りでした。

なぜ株式に投資するだけでリターンが得られるかというと、それはリターンに

ともなうリスクを引き受けているためです。

 

株価は日々変動しますから、ある株を買って持っているだけで、評価額が上がったり下がったりします。上がれば売ったときに儲かりますが、下がれば売ったときに損します。こういった価格の変動幅を、投資の世界では「リスク」と呼んでいます。

 

人間は基本的に、同じリターンが得られるならリスクは小さい方が良い、と考えています。これは、リスクが低い方がより確実に未来の収益を予測できるためです。

 

もちろん、ギャンブル好きの人はよりハイリスクな賭けを好む人もいますが、これは「投機」といって、確実な資産形成を目指す「投資」とは別物であると考えるべきです。

先進諸外国と比べて、まだまだ金融リテラシーの低い日本では、この「投機」と「投資」を混同している人がまだまだ多いですが、15年以上株式保有を続ける長期投資を行えば、リスクは低くなり、よりリターンが確実になることが過去のデータで示されています。

 

ただし、個別銘柄を保有していると、リスクは高くなるので、現在主流となっている「インデックスファンド」を長期積み立てするのが、一番効率的とされています。

次回からは、このインデックスファンドとはなにか、について学んで行けたらと思っています。

 

では。

投資について

さて、負け組である僕は老後の事も考えなければいけない、ということで投資をしています。

 

具体的には、SBI証券で株やREIT(不動産を小口で買える商品)を買っています。

投資はもうかれこれ10年以上やっているんですが、今まで個別銘柄で損ばかりしてきました(泣)

 

現在は安定的なリターンを求めて、主に世界の株式に分散投資されたインデックスファンド(投資信託)を保有しています。

 

というわけで、まだ投資をしていないけど興味がある、という人や、投資ってなんか怖いイメージ、と考えている人、または既に始めているけど自分のポートフォリオ保有資産全体)が正しいか分からない、という人などに向けて、株式投資の魅力について、今後一緒に勉強していきたいと思います。

 

では。

初めまして。

もうすぐ40歳。工場勤務の独身孤男。

しかも一応世間的には高学歴という。。。

ええ。世間的には負け組だと自覚はしてますよ(泣)

まあせっかくだから、空いた時間を使って思うところなど色々書いてみようと思い、

ブログを開設してみました。

「継続は力なり」この言葉を心に刻んで、独り言のように続けて行けたらなあ、

と思っています。

よろしくお願いします。